映画『フォーリング・ダウン』 夏の午後ロー定番

2019年7月2日火曜日

映画

t f B! P L

午後ローの定番の一本。これでかつる。今週の午後ローは本気だなあ。日テレ深夜もずっと本気なので、ちょっと楽しい。小川真司さん主役声で、麦人さんの悪人がいて、モーガンフリーマン声の刑事がいる。洋画吹き替えって感じで、落ち着く〜。
漫画家が亡くなるより、毎日聞きなれた洋画吹き替えの声優さんがなくなる方が喪失感あった私です。。

フォーリング・ダウン


(1993)113分

監督 ジョエル・シューマカー
キャスト マイケル・ダグラス ロバート・デュヴァル レイチェル・ティコティン




あらすじ

“D-フェンス”と名乗る男がいた。非常に厳格で几帳面な上に、自分の価値観をハッキリと持った彼が、ある日突然、渋滞する道路に車を乗り捨てると歩きはじめた。別れた妻の元にいる幼い娘に電話をするために、両替してもらおうと入ったコンビニエンス・ストア。そこで邪険にされたことから、彼の怒りは爆発。些細な出来事は、やがて市民を震え上がらせる事件に発展していく。(yahoo!映画より)



【全てはイライラの為に】
一見普通の人が身近な怒りを切っ掛けに、暴力を爆発させていく映画って結構あるもんで、確かおばあちゃんがシリアルキラーになる映画もあったし、大体世相を反映している感じがある。で、何故かこの映画が一番見る機会が多い。(午後ローのおかげで)こう蒸し暑くなると思い出してしまう映画である。

冒頭の渋滞シーン、陽炎の中。全ての始まりはここだったのだなあ。印象的。出て来る人全てがイライラしている。火種がくすぶっていく中を主人公は、着火したままガンガン家へ帰る為に歩いていく。
結局、道路から始まってお家に帰って海へ行くお散歩ロードムービーです。近そうなのに、長かったね〜
Dフェンス鉄壁のルート
(コンビニ、高台のたまり場、ハンバーガーショップ、ゴルフ場、別荘、軍事品サプライ店、道路工事、家、桟橋)

行く先々で見る人、合う人風刺度高い。公園の寸借詐欺の男はラッキーだったな。
やってる事はキチってるけれど、時々妙に理由があるあるなので共感性が高い。名シーンと名高い「ハンバーガーが薄い事に激怒」シーンは、誰もが思う事。4分の遅れでシャットアウトとかね。これでもしジャストとか1分遅れだったらもっと共感性あったと思う。(笑)自分は絶対ごねれないけれど、怒りは覚えるなという意味で。
予算消化の為の工事現場にバズーカの、やったぜ!感。

やっと長い旅路の果て、別れた妻の家でビデオテープを見る男。男が強権的であった片鱗が見える。今までの行動にすごく納得がいくけれど、やっぱヤバい奴にしないと終わらないんだなあとも思ったり。まあスポーツバッグゲットの時点で、タガが外れてますけれど。(やっぱ寸借君はラッキーボーイ)

いつもどうやって終わるのか忘れかけちゃうんだけど、アレでしたね。海で消火されてしまうのね……

イライラした時は海へ行こう。


【ロバート・デュバルすき】
笑顔素敵だなあロバート・デュバル。映画にもたくさん出ているが、私の印象深いのは昔NHKでやっていたドラマシリーズ、ロンサム・ダブの陽気な保安官。(カウボーイ)たぶんインディアンを悪者にしすぎてもう放映できないやつ。とにかく大波乱で、おもしろかったんだよなあ。バッファロー追いのシーンとかマジで大迫力。昔のNHKは開拓時代のアメドラ多かったよね。そのせいで大好きになってた。

  DVD&B-lay化してたんだ!主役トミーリージョーンズだったのか……髭のせいで知らなかったよ..........

RDR(レッドデッドリデンプション)とか好きな人におすすめ。時代違いそうだけど。



彼も裏の主役で、イライラに囲まれながらも平常心を保とうとしている。静の役。我慢してきて、爆発させたシーンはやっぱりすーっとする。こっちは通常の爆発。
人間、いざって時これぐらいはやらないと駄目だろうね。自分にはこれさえ出来ない気がしてしまう。

セックス依存症で有名なマイケル・ダグラスが、全てを失って怒りが膨らんだ男を演じているが、似合う。この人セクシーな役多かったよね。権力男も多かった気がする。

何故かこの映画のタイトルを思い出す時に、ミシシッピー・バーニングが思い浮かんでしまい、(多分怒り繋がり)なかなかこれを思い出せない症状に悩んでいます。(今回もぐぐった)

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