映画　バックトゥザフュチャー Part1〜３　奇跡を見届けよう

★バックトゥザフュチャーを見に金ローに戻れ！

金ローで連続放映、コロナの良面きたり。吹き替えは、聞いたことなかった山寺版。まあ慣れるけど、私１は織田裕二版派なんだよなー（レア）。２、３は普通に三ツ矢雄二版育ち。まあ字幕でも結構みたけどもね。子供の頃いっぱいヘビロテするから違和感は仕方ない。あと吹き替えの訳も変わっちゃうからな。多分、そっちの差異がでかい。
次に地上波でやるのいつだろ、って感じですねホント。次のパンデミックかな…。金ローの最近はほんと、令和の奇跡だから。でも日本製シーンカットするとかKYすぎて……フジに抗議だわ。

★バック・トゥ・ザ・フューチャー 

BACK TO THE FUTURE　(1985)
（米・116分）


監督 ロバート・ゼメキス


製作総指揮　スティーヴン・スピルバーグ


脚本　ボブ・ゲイル　ロバート・ゼメキス


音楽アラン・シルヴェストリ

キャスト
マイケル・J・フォックス　　　クリストファー・ロイド

リー・トンプソン
　クリスピン・グローヴァー
　トーマス・F・ウィルソン
（画像は２）

あらすじ

1980年代を代表する大ヒット作であるSFアドベンチャーの傑作。自動車型タイムマシンで1985年から1955年へ時空移動した高校生が、自分と同世代だったころの両親と出会うなどして騒動を巻き起こす。
（yahoo映画より）

思い出や気づいたことをちょこっと。１〜３をおおらかに触れます。

【BTTF１】
いわずとしれた完全食。オートマがぎこぎこ動いていて、ギターでバーンと飛ばされるだけのOPに何故こんなワクワクが引き起こされるのだろう。

マーティとドクから出る黄金感。マーティみたいな、問題児だけど悪ガキ止まりで、割と喧嘩っぱやいけどDQNじゃなくて、コミュ力は高め、美人彼女もいる（割と恋愛強者っぽいイケイケ感）、ちょっと一匹狼っぽい感じ（そういや同年代の友人が出ない）って、……物語の主人公感すごい。リアルにはいそうでいない。それをマイケルが演じているから、親しみやすいイケメンだしかわいい。やっぱキャラの背って重要だなって思った。寝相好き。世界一紫のカルバンクラインが似合う男。

そんでドク。天才だし、いちいちわかりやすく説明してくれる安心感と、失敗しても過ぎた事に関してはあんまり気にしない大人感。３０年前でも顔が変わらない安定感。（笑）いくつだよ。
別にドクは一人でも楽しく自分の研究をしているだろうことは、いつも幸せそうな笑顔で想像出来るんだけど、年が離れたマーティを大人風吹かせる事なく対等な扱いの友人なのが、ほんときゅんと来る。
３でクレアが「子犬のような目」と言ってたけど、そうかー、常に好きなものに一直線してる犬っぽいのか。マーティもそうだけど。
一目惚れされたクレア羨ましい。勇敢なクレアはお似合いだけど、私だってジュール・ベルヌ研究しますよと思った女は多いだろう。
いいなー。子供の頃はマーティが少し引き気味だし、恋愛してるドクかー…とあんまり思い入れはない恋愛だったけど、大人になるとドクみたいな人に一目惚れされるなんていいなー、って感じ。

マーティたちが来てる55年の服がホント好きだった。マーティの着こなし完璧。あのチョコレートミルクは何であんな美味しそうなんだろう。
小学生の頃一番のお気に入りだったテープは、BTTFのサントラとスタンドバイミーのサントラが入ったヤツでした。
懐メロはホント、いいよねー。

pop'80と'50   これも懐古系で懐メロ良き

クライマックスが二度襲ってくる後半の畳み掛けがすごい。アドレナリンが止まらない。魅惑の深海パーティの何が好きって、主人公が他人のキスシーンにこれほど「よっしゃ！」って手を握ることはあるだろうか？ってとこ。あそこギターの音を自分で出して盛り上げながらの復活が、本当上手い。
再放送の実況で、ママがビッチって言われてて「？」だったけど、パーティ連れてきた男と帰る男が違うからか。マーティとキスしたら違ったんだから、しょうがないよね。
惚れっぽいママかわいい。

やっぱ１を見た時の、興奮と感動みたいなのはもう二度とないだろうなって思う。もちろん、これからまた出会う期待もしてるけどさ。
面白い！！って思う作品はたくさんあるんだけど、あの興奮となると…。
TVを見ながら興奮が治まらなくて、「面白すぎるね？」と赤い顔を合わせてCM中姉とぴょんぴょんしていた事を思い出します。（何十年前の事か恐ろしくて数えない）



【BTTF2  ビフカッコイイよビフ】

 　２は好きな男性多そうだけど、私的にやっぱり繋ぎ感が強くて、面白いんだけど３の方が好き。好きな順だったら１＞３＞２って感じ。
未来社会のギミックは面白いし、ディストピア化した改変、１をさらに別視点でやり直すなんてテーマはめちゃくちゃ面白いんだけどね。盛り込みすぎてがちゃがちゃしているのかな。３つも世界出てくるからなあ。やっぱディストピア感がちょっと暗いからだろうか。ラストはすごい好き。

１の別視点でのやり直しは、やっぱ安定の５５年。
んでもって、まあシリーズ全体にビフの七変化と安定感すっごいな、って。裏主人公。
ビフの俳優さん、どの年代やキャラも雰囲気や体型が少し違うけど「ビフ」ですごいいいよね。北島マヤかな。

２は黄金期の青春時代のビフを裏から見てるシーンが多いんですが、めちゃくちゃイケメンで微笑ましい。なんという足の長さ。よい身体。
ビフが楽しそうで何より。おばあちゃん子なんだ。（？）
子供を苛めるクソ野郎なんだけど、なんかビフって小学生から成長していないんだな、って思うと憎めない。
マイガール！ってロレインの事を決めちゃってる所も微笑ましい。（？）おれと結婚するんだ！って思ってるのツボ。結婚て。一途かよ。
まあ美女と野獣のガストンタイプなんだろうけど、ガストンよりピュア度が高いんだよな…
ガストンはトロフィーワイフ扱いだからね

ディストピアでは女と風呂に入ってたけど、離婚は許さない所とか執着が見えるよね。どんだけ悪辣王になろうがマイガールはロレインなんだろう。（夫殺してるけど……）

若くて楽しそうなビフの学園生活見ると、８５年の薄毛ジャージビフが切ない。結婚できたのかなあ。取られたロレインの男の舎弟をやっていく訳だからねえ。

そういや美青年のジョージパパだけど、現代のテレビみながら爆笑してビフにいびられている哀愁パパの方が、ハイソ作家パパより好き。
あの可愛いオタクな性格をなくしてしまうなんてとんでもない！あの性格のまま作家になってくれないかなあ…（無理な願い）

FO４のDJトラヴィスが自信満々のイケイケになるクエを絶対やらなかった私です。自信満々な男なんて魅力ないのに……
　PS4ソフトってDLのが安いソフト多すぎてパケ不足。

あともう一つ。小物の回収が丁寧で、数学のようだった。
今回気付いたんだだけど、最後年鑑を燃やすシーンのバケツ。マッチはアイテムだからいいとしても、バケツはご都合主義で適当に置いてあっても別にいいじゃないですか。
でもあれその前にドクが燃料補給シーンでちゃんと持ってるのが写ってるんだよね。
小物の回収が丁寧すぎるw


【Part3は一番映画っぽい】

　BTTFのお約束やらなんやらふんだんに散りばめてあるけれど、BGMも画面の流れも抑えめで、映画映画しているなと思った。やっぱ西部劇とかあの辺りを意識しているからかな。時間や間の取り方がゆっくりしているんだよね。
あとめちゃくちゃお金をかけて家とか作ったから、背景もゆっくり写したかったのかな。
いかに１、２がハイテンポですすんでいたかとも思う。

友達に３が一番好きな子がいましたね。良いよねえ風俗。監督が撮りたかったのが、西部劇なんだっけ。あのサロンとかバーのマスターとか、本格感が高い。
私も一時期西部劇や開拓時代好きで見てたけど、明るい西部劇って珍しくてよいよね。現代の子が来るだけで、見やすいし。
連続ドラマとかで、生活じっくりみたかった〜。シェイマスの家の周りとかあんまり出てこないから見たかった。作ってないんだろうけど。。。
こういう時の西部ゲー。ポンチョも同じのあるぞ！

ダンスシーンの音楽とか、イーストウッドまんまのポンチョとか服装もかっこいい。クライマックスは、ハリウッド的サービスで大ピンチ！でもうまくいっちゃう。

謎の多い機関車タイムマシーンだけど、やっぱり未来技術で置いてったのはホバーボードだから、それと、元々ドクが乗り込んできた故障デロリアンで作ったのかな？んで、未来で改良してまた西武時代に戻って、貰った部品をデロリアンに戻して封印。
大前提としてドク天才すぎない？


BTTF3のメイキング&歴史は繰り返す事とかSFの事とか専門家っぽい人のインタビュー多めの番組も何か好きだった。爺声の吹き替えとか真似した記憶があるw
（子供の頃って何で面白いツボにハマった吹き替え真似するんだろ）
模型を爆破して一発撮りするロマンよ。楽しそう。


【ユニバーサルスタジオ　他　思い出が止まらない】

　昔アメリカに姉が住んでた時、ユニバーサルスタジオ行って、あのヒルバレーセットみたことあります。入るとちょっと小さめだけど、やっぱアメリカってでけえな。スタジオが野外の町だもんなって思った。今はあるのかな。

日本のユニバは行ったことないけど、ディズニーっぽいノリ？すごい並びそう。
向こうのユニバは何か近所の遊園地ってノリだったよ。なんか。
マジでのんびりしてた。うんうん。


見るとあの頃に戻れる作品。バックトゥザあの頃映画。
この映画自体がデロリアンだったんだなあ。