無職は午後ローだろ、と思われるかもしれないが最近ご無沙汰である。一応EPGでチェックはしているが好みのがこない。
と言う訳で今日みた映画からはじめてみる。テレビ放送の映画なんてカットされるし萎え、って思うかもしれないが貴重なライブ感なのである。引きこもりに一番かけているものはライブ感。だからニコ実なしでは物足りない身体になるのです。(実況を書き込んだ事はない。ロム専)
日テレの深夜映画枠って、CM少なめの字幕で今や貴重。吹き替えの方が見るの楽だけど、吹き替えの質や好みに左右されるからなあ。先週の帰ってきたヒトラーなんて、自分じゃ絶対観ない奴。自分じゃ見ない奴をたまたま見るのがテレビよね。本屋みたい。
★世界に一つのプレイブック
2012公開 122分
監督: デヴィッド・O・ラッセル
出演:シェー・ウィガム、 ロバート・デ・ニーロ、 ブラッドリー・クーパー 、ジェニファー・ローレンス
【あらすじ】
精神病院から出てきたばかりで両親と暮らすパットは、浮気した妻の愛情を取り戻そうと必死だった。そんな時、自分に劣らずエキセントリックな女性に出会う。
【言葉のドッジボール好きな人に】
名前は知っていたけど気軽にみたら、病気持ち同士の交流ってのがかなり好みのはじまりだった。双極性障害って、ギャグにすると他人事ならおかしいな。シリアスだと大修羅場なのにね。夜中に騒いで大学生が取材に来るとこ笑った。まあこういうのに全く触れてこなかった人には、●チガイ二人やん!ってドン引くかもしれないけどね。しかしアメドラ見てると双極性障害って多い。もうちょいこの二人のドッジボール会話見たかった。
私も病気持ちだと自己診断しているんだけど、ここまでではない。積極的に他人を巻き込んで行く病気って近くにいると辛いな。特に私には無理だわ。ただ生きにくさという軽い共感はある。ちなみに『ファインディングニモ』の『ドリー』には泣きました。
【全員おかしいよ(二つの意味で)】
主人公パットは、浮気されてトラウマ音楽持ちで可哀想なんだけど、浮気される前からキチ行動をとってたっぽい。妻はどういう存在なんだろうな?夫がやばくなってたからといえ、ハゲでキツい性格の年上同僚と浮気するかしら?相談女だったのか?
出て来る奴、健常者にカテゴリーされてる人もみんな可笑しいっていう。賭け事狂いの父親、その友人、嫌な言動の兄、家庭に煮詰まってる友人、bot警官、野次馬大学生。こういう病気を個性とかいうの嫌いなんだけど、要するに社会生活が他人に迷惑かけずにおくれてるかの度数の差で、線引きされているんだよなあと思った。
これで賞をとったジェニファー・ローレンス。ずっとアイライナーをびっちりいれてて、日本人になじみ深い顔をしておられる。ずっと見ていると一瞬アジア人かなと思ったり。でもまあこの映画で一番魅力的だった。セックス依存症で、暴力的でヤベー奴なんだけど割とすぐ普通の人っぽくなってたもんな。あらすじでエキセントリックと評される程度には。(笑)
恋愛していると落ち着くタイプなんだろうか。
ヒロインの細腰、憧れるー。
ヒロインの細腰、憧れるー。
【アメリカン炸裂してたね】
ラストはアメリカン映画っぽく二人は幸せなキスをして終了ってなってて、そこ普通にまとめなくてもなって思った。二人とも病気はどんどん軽くなったっぽいけど、そんな綺麗にしなくてもね。最初から惚れてた、って主人公は確かにそんな描写あったけど、ヒロインはいつ惚れたんだろう。まさか最初の誘いじゃないよね?って思うとダンスとかで、なんだろうか。駄目な人間が(ダンス)大会に挑む!って展開は死ぬ程あるから、ベタを否定する訳ではない。5.0のシーンは笑ったし。
上手く言えないが『リトル・ミス・サンシャイン』みたいな感じの方がよかったなあ。あれじゃあ、主人公カプだけ美人な恋人できました★みたい。普通になっちゃってまあ。
エンディングは躁期間なのかもしれないけどね。
例えば本読んで軽く言い合いしながら(窓をぶち破る程ではない)も手を繋いでいるエンドぐらいでもよかったなあ。また3年後セックスが合わなくて大もめしそうだ。ぬ(笑)
例えば本読んで軽く言い合いしながら(窓をぶち破る程ではない)も手を繋いでいるエンドぐらいでもよかったなあ。また3年後セックスが合わなくて大もめしそうだ。ぬ(笑)
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