13の理由　シーズン1（後半）感想　答えを握りしめたままじりじり待つ物語

７、カセット4: A面

ブラッドリー先生のクラスでの課題を行ううち、ハンナを傷つける者がまた1人現れる。クレイは起きている間もハンナに関する悪夢を見るようになる。（Netflixより以下略）

幻聴クレイはだんだんやばくなってるなあ。コミュニケーションのクラスとか、アメリカっぽい袋だ。小学生の頃、みんながどう思っているのか一枚の紙にまとめられて渡されるやつあったわ…。

転校生だし優しくする男は全員気がある＋手のひら返しってつらぁ…。（リアルかなあ、気がある人しか優しくしないってのはそうかも）
ウサギのイラストを書いていれてあげてたなんて、すごくらしくていいアプローチだな。これはいいぞクレイ。応援手紙をイジメ（？）グループの一員中華系ザック宛にするなんて、ハンナ頭使ったね。これに対して自分のアプローチに答えなかった事に怒ったザックは、陰湿返しをする。わーお…。
出てくる男がほとんどが振られてブチ切れっぽい感じになるのは、言外にハンナに対する見下しがあるとしか思えないね。ぼっちのハンナに断られるなんて！みたいな。10代の男っぽいと言えばそうなんだけど…。実際のハンナは前の学校でイケてる女の子グループだったっぽいし、最初は盗撮男ジェイクにいったぐらいだから、好みがハッキリしてる。

一匹狼のゴスガールみたいな子と友達になれそうなのにね。まーむずいか。

8. カセット4: B面

人前で詩を朗読する友人に感化されたハンナは、自分の胸の内を詩でさらけ出す。トニーはハンナが自殺した夜のことを、ついにクレイに告白する。

あのポエムゲイ、余計な事しかしねえー。悪意はないんだよな、うーん。自己中の極みみたいな。アスペ入ってるかもしれない。これは事故だと思うしかない。前回と今回に関しては、学生時代に起きた嫌な事の一つレベルだと思った。

そしてトニーは話し相手の友人だったんだ。ハンナにちゃんと友達がいたんじゃん。ピュアフレンズが。トニーだけじゃ駄目だったのかな。あ、あとゲイだったには私も気がつきませんでした…

９、カセット５: B面
ハンナは夏に開かれたパーティーで、ある出来事を目撃し、精神的に大きな打撃を受ける。マーカスはクレイに、最悪の事態はこれからだと警告する。

父母の可哀想さがすごい。仕事がなあ…。いやまあハンナへの責任は確かにあるけどさ…。

そしてハンナ、ショートに。可愛いね！似合う！髪量すごいや。そしてレイパー目撃ね…。クレイは「出て行って！」て言われて出て行った罪。これはちょっと可哀想…。まあでも一人にしたせいで嫌なものを目撃したんだけど。

10. カセット5: B面

ひどく取り乱したハンナは、パーティー会場から車で送ってもらうことに。ジェシカの言動は不安定さを増し、クレイは悲劇の裏に隠された真相を知る。

トニーがいい人すぎる。あとイケメンジェフがナイスガイすぎる。年上だったのか。ハンナこの人めちゃくちゃタイプそう。まあ彼女いるだろうな。しかしアメリカじゃ飲酒運転不可避すぎない？こんなパーティー三昧で無理。ジェフの死は変わらないけど、飲酒じゃなかったとして、両親は慰められるのかな？少しは…って感じかな。でもこの辺り、全て間接的な悲劇だよね。黒人チア子を責められないし。本人の言う通り「マイシークレット」でしかない。クレイにまで「drama」言われてるなあハンナ。ハンナって、どんだけドラマ野郎なんだ。

11. カセット6: A面55分

親密さを増すクレイとハンナ。トニーに付き添われながらテープを聞いたクレイが、悲痛な夜を過ごす頃、ブライスの家では緊迫した状況になっていた。

おーいクレイ関係ねえ！？今まで皆お前も罪をおかしているとか言いまくるから加担しているのかと思ったよ。
推理サスペンスとしての面では、ずっこけ。まあいいけど。
クレイの罪は、気づかなかった罪。うーん。
自傷していたジェシカの意図は、彼氏に本音を出させることか。上手いね。みんなボスがレイパーだって知らないの？

12. カセット6: B面

両親と言い争いになった夜、あるパーティーにたどりついたハンナ。生徒達に証言録取の召喚状が届き、ジャスティンは誰の側につくかで葛藤する。

この忘れ方はないわーと思うんだけど、これは性格の問題かな…絶対大金はリュックだわ…。でも10代っぽいかな…。
トニーの彼優しいけどカプ的にあんまりしっくりこねえ。白人好きなのかなあ。前彼ってあの変人ポエマーなんだっけ？
　プールでビール＋ピザとかこいつら…（死んでくれ）
ごめん貧乏人のひがみさ。

ハンナが下着になる流れはわかるけど、事実だけだと状況が厳しいなあ。レイパーの家に来ちゃ駄目だったとしか言えないよ。もちろん知らないで来たんですが。レイパーが悪いんですが！

盗撮魔ジャスティン改めパンツァーのジャスティンはムーンにいそうなヘタレキャラだな。酷い事したけど今カノは愛してて（そうですか…）、家庭はヤバく、彼女を助けられずレイパーに女を譲るクズヘタレ…いやムーンにいそうと書いたけどボスに最愛の女を生贄にするヘタレは見た事ない。（笑）
でも理由が一応あるクズキャラ、許す人もいそう。

私は無理。

13. カセット7: A面

ハンナは生活指導担当のポーター先生に助けを求める。クレイは新しく録音したテープを再生してトニーに聞かせ、次にとるべき行動について考える。

さてとハンナが敵認定した人もこれでラスト。まさか先生だったとは。結構な罪深！！仕事としてみた場合、流してしまった訳だからね。。。あるあるかもしれないが、カウンセラーやめなさいもう。ハンナとクレイはよくこの先生を罵らないなーと思った。唯一の大人で、事なかれ主義。これが担任とかなら、ある程度許せても、カウンセラーは駄目だと思った。
これは、止められたなあ。何せ、いきなり思い詰めて突発で自殺をしてしまうよくあるパターンじゃなくて、ハンナは最後までめちゃくちゃ死にたくなさそうにしていた。ハッキリいうとすごくチラチラしていた。ハンナはdramaな子なので、まだリストカットだけするつもりだったのかもしれない。テープとか作っているうちに、盛り上がってしまったのかなあ…とハンナのdrama性格を分析してみる。

このテープに出てきた人物で、死に責任があったのは、パンツァーのジャスティン、ボスレイパー、カウンセラーの先生ぐらいじゃないかな。

　まあ何にせよ全てがバレてよかったなと思う。レイパーが逮捕されればいい。パンツァーはジェシカがざまあしてたし。

シーズン１感想まとめ

　長かった…。原作は一晩で聞くテープを13話に割ったから、仕方がないがまあ答えを知るまでが長い。シーズン２は裁判の話なんだろうか。
ハンナは可哀想な事が次々と起こるけど、ハンナがこんなdramaな子じゃなければこうはならなかっただろう。何か、オフィーリアの絵とかに憧れたりしそう。例えば引きこもりだって、一つの手段。それじゃあ、嫌だったんだろうな。
早くゴス子と友達になるべきだったよね。そう簡単にはいかないけど。つうかハンナとは合わなそうだもんね…。

　基本的に、ハンナが陰惨なイジメをされてその復讐で作った７本のテープによるリベンジ、…って感じではなく、ハンナが死にたくなかったって死後訴えかけてる内容で、上記の３人以外死ぬ程ではない嫌な事されたぐらい。クレイには思わせぶりすぎて気の毒だなと思った。死をなかった事にするクソアマコートニーみたいな子は、まあむかつくんですけど…死んでしまうっていうのは、そういう扱いをされてしまう面もあるなっていう事なんですよね。

　死によってショックを受けるのは、彼女を愛していた人達、善意が多かった人達なので、自殺が罪深いのはそういう事。でも死にたいと思った時には、そんなこと知るかって感じなんだから仕方はないのかもしれない。（クレイには謝っているが、父母には謝っていない）
ハンナが好きかどうかで、評価がわかれるかもしれないです。
私はハンナは可愛いと思ったけど、変な方向に盛り上がってしまった性格はあんまり。かといってクレイが好きかというと、そうでもない。
でもよく考えると、ハンナを純粋で悪い所がなく悪人に飲み込まれて死を選んだ、みたいな人物像にしなかったところはリアルかも。
久々に、スクールカーストものでストレス系観たので、わりとしんどかったです。私が完走した理由は、主に両親が真実を知って欲しくて見たのかもしれない。意外と続編が気になってもいる。


　まああの私が言うんもなんですが、４０代無職でも今日は生きているから、そんな悲観しなくてもいいよ…。
むしろ、自分を客観的に見る事なんかしなくていいよ。
普通は落ち込むだけだから。
結局、だいたいが善くも悪くもない。

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