深淵を覗くのが好きな私たちに
マインドハンターシーズン1 1〜10話各話感想メモまとめ
ずっと書いてる日記を活用しようと、6月にみたものを書いてみる。今やみんな知っている『プロファイリング』を利用したFBI先駆者の人がモデルのお話。
デヴィッド・フィンチャー監督(セブン、ファイトクラブ)で面白そうなので見てみた。ネトフリオリジナルだけど、この前にハウス・オブ・カード(ドラマ)の監督もしてるんですね。実はこれシーズン3は頓挫しているらしい。私は猟奇的事件ものが特に好きだと言うわけではないが、サスペンスや推理は好きなので時々見たくなってしまう。(で殺人起こりがち)米国というのもポイントかもしれない。羊たちの沈黙のような、時が止まったような田舎町の犯罪ものには惹かれる。小説「検視官シリーズ」みたいなのも昔好きだった気がする。
↑検視官が今更テレビドラマ化?もう内容忘れちゃった…主人公がビアンだったぐらいしか覚えてない
そういうわけでこれはシーズン2まで視聴済み。ずっと低温なんだけど、ずいずい見てしまう気になる度がずっとあるドラマ。70年代の風景や犯罪が起きた田舎町の、寒々しい鈍色の風景や地元警官の相貌などにリアリティを感じた。
もくじ
#1 各話感想 (長め)
#2 シーズン1感想まとめ
あらすじ
1970年代後半、殺人犯の心理を研究して犯罪科学の幅を広げようとするFBI捜査官2人。研究を進めるうち、あまりにリアルな怪物に危ういほど近づいてゆく。
Netflixより(2017)シーズン1全10話
モデルとした元FBIのジョンダグラスの書いた実録本↑ 原作本らしい
エピソード1
1977年。歯がゆい思いをするFBI人質解放交渉のホールデン・フォードは、古株捜査官ビル・テンチという仲間を見つけ、新種の殺人犯を調べ始める。
(Netflixあらすじより以下同)
#1
相変わらず、有料ケーブル(サブスク)はおっぱい出しまくりだなあ。(おっぱいというか、レーズンですが…)この辺びっくりする。あんまり日本のサブスクドラマ見ないんだけど、日本より絶対アメリカは脱いで、おっぱい集客していると思うんだよね。笑 このドラマの場合初手男の局部(遠くから)でしたが。別に見せなくてもいいが、アメリカはモザイクが不自然だと感じるのかな?でもレーズンもみせなくていいよなあのシーン。やたら主人公とその恋人の性行為シーンあるが、それいる?エロというわけでもないし。主人公の性癖がドラマにリンクする?研究チックで、自己に熱中しがちとか?そうかも。わからない。
ドシリアスの刑事ドラマトゥルーディテクティブとかモデル系美女がモロだししてたり、人気作だったゲームオブスローンズも、1話からヒロイン全裸セクロスしてましたよね…一生分の娼婦が出てくるし。(久保ミツロウ曰く『一生分の娼婦を見た』)まあ、GOTは全裸行脚のシーン(シェイム)がボディダブルだったり(体を別人で吹き替え?てる)色々最先端でもあるね、アメリカ。ボディダブルは今ならCGなのか?そのうちAI俳優だけの問題提起ドラマが出てくるのかなー。
↓以前はFuluでみれたが、今はアマプラとU-nextみたい。(もしくはビデオレンタル)
同じように田舎での猟奇殺人事件。雰囲気が似ていてよりドラマチックなのがトゥルーディテクティブ(シーズン1)
話の展開は、新アイデアで次々と難事件を解決していく!という感じじゃなくて、理由のわからない殺人者の広がりに今までの方法じゃ行き詰まりを感じて、新しい方法(プロファイリング)を模索していくという感じ。雰囲気好き。OPは映画セブンのセルフオマージュかな。サブリミナル。
社会が複雑化すると、犯罪心理も複雑化するのはその通りだけど、紀元前には複雑な殺人者はいなかったのだろうか?平安時代は?とか考えてしまう。作中でも当時の刑事たちは「イカれた事件を起こすのは、最初からイカれたやつだからだ」という扱い。そこを分析していくことに意義を見出した主人公と、相棒のビル。
主人公のホールデンは、冷静で周囲の感情洞察などの視野は狭め。役者ジョナサン・グロフはgleeのチア子の彼氏で出てたみたいだけど、覚えてない。(ということは歌が上手いんだな→最近エミー賞で主演をとったとのこと。ゲイなんですね)
イケメンなんだけど、なぜかずっと好感度が低い感じです。(作中内相手でも)まあ、この態度だとそうなるよな。髪型で損もしている。無表情なことが多いけど、テンションとか上がったりはしてる。独特の佇まい。
最後に出てきた親子の惨死事件で、ホールデンは推理を述べるも、結局まだ何も予想できないことに落胆し、逃げてしまう。あれ、逃げたのか…急に気が変わって切り捨てたのかと思ったよ。(笑)ホールデンって、どうもわかり辛いんだよね。あんまり事件や被害者に同情しているとは思えない。新しいピッタリする化学式を模索しているみたいな感じ。だからこの仕事に向いているのか。
エピソード2
ホールデンは、薄気味悪いほどに冗舌で明せきな殺人犯、エド・ケンパーに面会する。だが、この聞き込み調査が、局内で否定的な反応を巻き起こす。
#2
相棒のビル44歳?!(老けてる気が…)毛利小五郎38歳並みの衝撃。まあでも精力的にアメリカを横断するのは、40代までかもな… 刑事なんてしてると老けるだろうし、昔の人だし…
エド・ケンパーの静かな言い分に、微妙に説得されてしまう。「女性は肉体的には弱いから、言葉で男に屈辱を与えるのを学ぶ」という。でもそもそも人間は結局口でバトルするように、なって行くものじゃないだろうか。まさか拳がメインとはいかないし。
まあ凶悪性犯罪殺人犯で、サイコパスの言う事というのを忘れてはいけない。彼の場合は、父親不在で攻撃的な母親、虐待がサイコパスの下地を作ったという主張。IQが高く自己分析力の高いケンパーによって、研究はすすむ。
ついに地下で、プロファイリング研究がスタート。おばあちゃんと犬の事件。この時は10代の子供と予想する。(今更ですが、このドラマ基本心理描写ですが、犯罪被害者の写真がグロいです)
あといまさら気がついたんだが、浦沢直樹のMonsterの受刑者にビジュアルがそっくりな人がいる。このビジュアルモデルが、この人(エド・ケンパー)なのか!何十年の時を経て知る事実。 |
Monster 5巻より |
ピーター・ユルゲンスって名だったね…印象深すぎてよくシーンとビジュアル覚えてるわ。
余談だが、この名を調べるのに漫画を開かず、ネットだけで調べようとしたため時間がかかり、結局アニメを見たくなって少し見始めてしまった。Dr.テンマと平賀キートンはいまだ不動の結婚したい男No1。性格似てるから、まあ平和なキートンが1位か。マスターキートンとモンスター読み返したくなってきたんですけど…
エピソード3
ホールデンとテンチ、そして彼らの行動を評価するウェンディ・カー博士の協力により、チームの洞察力が殺人犯の逮捕を導き、初の成功を収める。
#3
おばあちゃんと犬事件続き。2人は再び起こった事例から、犯人像を変更。臨機応変だな。というかプロファイリングってこういう勘違いもあると思うけど、精度はどのぐらいなんだろうね。(犯人は 10代~20代、もしくは30代~40代、または50代以上の人物。日本人あるいは外国人の男性もしくは女性。というネットミームあったよね)事件は解決。あの家きついよ。きついけどさ…自分の母親にはぶつけないのね。
確かにやっていることホームズだよな。新キャラのプロフェッサー、彼女に似てない?(ママ?)
みんな母親から否定されて、無関係の女性憎みすぎだろw 母に否定されると同性嫌悪に行くのは一見わかりやすいが… 怒りが、自分が相手にできない(というより自分の性的興奮相手)、若い女性というのはなんだろうな。母親本人もしくは同世代の高齢女性じゃないのね。
その女性が生き残ったとして、若い男性相手に連続殺人を犯すという事例はあるのだろうか?被害者女性、もしくは被害者男性の憎しみはどこへ連鎖して行くんだろうとちょっと思った。まあ連続殺人者なので死んでしまっているんですけどね…
エピソード4
ビルとホールデンは、ウェンディ・カー博士と相談しながら、研究対象の分類をし始める。そんな矢先、3人に驚くような報せが舞い降りる。
#4
カー博士が最先端。この時代からサイコパス研究してるってすごいね。何かモデルの人がいるんだろうか。(→実在のアン・バージェス博士や当時の行動科学科のメンバーなどが複合されているらしい)
また相棒ビルの家庭が明かされる。6歳の養子が喋らない…Oh、胸にくる。ビルがいるからこの研究が始まったし、成り立っているよなあ。ビルって有能。
ラスト3人がゆっくりニコォ😊ってしてたシーン好き。(実はこのドラマで唯一明るいシーンなのでは疑惑)
エピソード5
ホールデン達は、ペンシルベニア州で起きた不可解な事件の捜査に戻る。複数の手がかりが別々の可能性を指し示し、容疑者を絞れない状態が続いていた。
#5
恋人乳房捨て殺人事件。あのゴミ捨て場のビジュアルが寒々しくて素晴らしく怖い。あれって、作ったのかなあ。教授が頭いい。サイコパスについてよくこんな時代に詳しくわかっているよなあ。サイコパスは、自分の感情はある、ただ他人の感情は感じないだの、わからないから相手の感情を模倣して人を騙すだの。ソシオパスという言葉ももう使ってるし。(ブレイキングバッドで知りましたよ←トッド)まあ言葉はあるんだし、そりゃ公的資金を使って研究せよという段階に入るのも納得かもしれない。
泣くのも模倣か…。そういや相手から話を引き出すために、同じ行動をとる(ミラーリング)、身を乗り出してよく聞く、自分の方から襟をくつろげる…とかってハコヅメでも読んだな。(名作警察官漫画)こういうのも様式化されていくんだろうな。
事件は妹がバラしていく。性的反応って、一部の男にとって根深すぎるな…まあ凶悪犯罪を集めてるんだから、当たり前か。
ガールフレンドの経験人数が気になるホールデン。(自分はどうなんだ)
24歳、学生、(ん?)美人で10人かー。(主人公の謎予想より)普通に考えると多い…?アメリカは普通か?遊びまくった時期が半年あればそうなるか。でもホールデンは多分余裕でそれ越えてるよね?童貞キャラでもないのに、相手の経験人数を気にする資格はないんだゾ。そもそもF B Iがバーで年下の学生ナンパしといてよォ…
エピソード6
あるオファーを検討するウェンディ。アルトゥーナの理解し難い事件の解決に協力するホールデン達は、分析結果を司法制度上うまく説明するのに苦心する。
#6
乳房切除事件は、3人の共犯であった。妹の目の窪み具合とか、リアルな容貌だったなあ。そういや地元の若い警官の頭の薄さもなんかリアル。やっぱFBIという響きと黒スーツってなんか、威圧感と異質感あるなあと思った。制服って不思議なもんで、半分は威圧だけど半分は安心感がある。相対すると、地元の警官に頼っちゃうかもね。義兄もやはりクソ犯罪者であったとさ。むしろ、この事件の主犯で一等サイコパスという見解。このドラマって、犯罪者の心理を分析研究して体系化しようというチームの話だから、解決!原因をなんとなく語ってなんとなくスッキリ!みたいなのとは違って、常に疑問が残るようになってる。本当に?なんでこんな残虐な殺し方なのか?みたいな。今回も婚約者は主犯とは違うとホールデンたちは考えてるけど、計画ではなくても理解不能な残虐性にスッキリしない。義兄の方もレイプをしたくて、その後始末だけで残虐な殺人を促した訳?他人の価値が低いから後はどうでも良かった?
この事件の主犯(義兄)の罪は軽くなってしまう。もーこんな町うんざりだ、帰りたいというビルに超共感。
教授、チームに合流。ウェンディ・カー教授はビアンであった。そうなのか。ホールデンが気にかけている描写があったから、片恋とかあるのかと思った。というか彼女と雰囲気が似すぎよね。監督がこのタイプの低温女性が好きなのかもしれないけど。そういやほっこり系女性出てこないなw(出てきたら死ぬだろうな…😇)
この後ホールデンがビアンに気づいて、ショックみたいなシーン出てこなかったと思うけど、ホールデンは単に有能なその道の人に認められたい、近づきたいみたいな描写でしかなかったのかなあ。ウェンディは、クールな魅力でかっこいいけど、他人の事を誰よりも俯瞰して観察しているのは、自分がレズビアンだというのもあるかもしれないね。
あと、ビルの奥さんが相棒と食事したいと言って招かれるやつ(当然ガールフレンド同伴)、これがアメリカでは当然なのかもだけれど…私が社会人と付き合っている学生だったらマジキツイな思いました。アメリカだったら私死んでるって。(何回目かの死)別に、長い付き合いの結婚前提彼女でもないのにな。パーティ同伴とかのが、ハードル低いかな?いや、パーティとかも死んでる。(デスループ)当然ゲイでも相方招くわけでしょ?アメリカのカップル社会つらい。あ、70年代ならそれはないかな…
エピソード7
ウェンディはキャリア面で不利なのを承知で、チームの正式な一員として働くため引っ越す。仕事の感情的な影響に飲み込まれそうなホールデンとビル。
#7
ドデカいレコードが小さくなりました!新しいサンプル犯罪者ブルードスは靴フェチ。自分の犯罪を否定するタイプ。目の前で抑えきれない靴フェチ。自分の個人情報エピソードを教えるホールデン。怖い。
教授が隠れた猫に餌をあげる1シーン。これは見えない謎を追求する、新しいことを始めるというエピソードなのかな。
2人はルールにないやり方や詰め方で、教授と対立する。一方ビルはストレスをぶちまける。ビルは仕事も有能で44歳以上の父感を醸し出す、視聴者向けの一般人的キャラだよね。仕事を一生懸命しているが、ストレスで追い詰められてもいる。家庭でのストレスもある。家庭から逃げがちなのは仕事でストレスがひどいからだけど、まあ妻の言うことももっともだし…難しいね人間社会って。彼はストレスを1人でいることで解消するタイプである。(ゴルフ)トゥルーディテクディブの同タイプ刑事は浮気で解消していたなあ。
ホールデンは趣向を変えて迫った黒の下着とセクシースタイルの彼女に動揺して拒否する。いや、自分で彼女と同じ店で大きい靴を買って靴フェチブルードスにあげたから靴が似てるのは仕方ないんですけどね。全く動じてなさそうなホールデンでも、じわじわと犯罪者のストレスがかかっているんだなあ、と感じるエピソード。
エピソード8
ビルとウェンディは、チーム員4人目を迎えるために面接を行う。ホールデンはその頃、ある校長が続ける妙な習慣に対する親らの苦情に興味を示していた。
#8
くすぐり校長のエピソード。靴フェチマンは、全て人ごととして語っているのでよりキモさがあるなあ。モデルになりたい女はみんな気を引きたがって写真を撮られたがるって、無理があるだろうよ。
まあここに出てくる犯罪者はみんな人ごと人のせいみたいに語るけど。(自分の罪を自分のせいだとすると、自己崩壊するかららしい)
あんなに冷静だったホールデンもだんだん危なくなってくる。
この校長のくすぐりへの執着ヤバいなあ。しかし強制は難しいよね。
新メンバーは敬虔な好青年風の家族もち。ちょっと上司の息がかかっている。
ホールデンの行動は勝手なんだろうか?まあまあ校長も危ないじゃん。特に絶対やめないのがまずい。若造に言われて、受け入れたくなかったのかもしれないが。ホールデンが人から嫌われがちなのが悪いんだろうか?でも校長が受け入れそうな人っているかなー。
あ、彼女浮気してたw でもこの彼女感情が読めないタイプだから、なんとも言えなかった。彼女がホールデンを好きだとはあまり思える描写がなかったんだよね。冷静キャラだし。とりあえず付き合ってますが…みたいな。前回は普通に傷つけてたし。ホールデンの好感度が低いからそう思うんだろうか。
ホールデンの方はやたら会って仕事のことを話しているから、そんなに好きなの?知的なタイプに話すのが好きなの?と思っていたけど、ただ自分の考えを整理するためによく話しているタイプだったという感じ。後の方でもっと身も蓋もない聞き役を求めていたとわかるし…
だったら壁にでも話してろよ。(cスコール)

これにはキスティスも大笑い
そして 校長、解雇か…
私の意見では、校長は頑なでおかしかったと思う。犯罪には至らなかった可能性は高いが、性癖解消には触れてるのでは?そういうのあるよね。
エピソード9
大量殺人犯、リチャード・スペックへの聞き込み中にホールデンの取ったやり方がチーム内で不和を呼び起こし、さらにFBI内部調査が始まるきっかけに。
#9
彼女と普通に会ってるんですけど…(いいの?)ラウンドリーのシーンは何なのだ。
「シリアルキラー」という言葉が生まれる。(その前はシークエンスキラーという名称を使っていた)シリアルキラーという言葉を初めて聞いた時には、ケロッグ的な朝食しか思いつかなかったよね。
教授の謎猫のご飯にウジのシーン。これは、思い描いたことと違う方に行くという示唆なのか?
またもや新しい事件。12歳の少女レイプ殺人事件。
一方ホールデンは、アバズレ発言と改ざんで問題になる。教授がリークする。一応は上司を巻き込んで守ることになるも、新人がさらにリークする。
このリチャード・スペックという犯罪者は有名人らしいです。知らなかった。連続看護学生殺しはなんか記憶にあるんだけどな。名前は覚えてなかった。ヤバすぎる。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Richard_Speck
読んでて頭痛くなるぐらい犯罪犯してて、捕まった後もあーだこーだと難しいことしかわからなかった。日本でも同様の凶悪犯罪はあるんだけどさ、アメリカって州越えて逃げられると大変だなあと思う。そりゃ新顔を警戒するかもなあ。
校長の妻に突撃される。うーんなんとも不幸。(でもヤバいと思うの)ずっとこのまま勤務し続けて性癖はここまでだけど一方が我慢し続けるのか、バッサリ片方が不幸になるかどっちがいいのかという問題に。日本だったら前者になるのか?
奥さんがエレベーターを定期的に押しながら怨嗟を撒いていたシーン、緊張感があった。
エピソード10
局内調査の圧力に押しつぶされそうなチーム。ホールデンの大胆な手法が犯人の自白を引き出すものの、彼のキャリアと恋愛関係、その身にまで危険が及ぶ。
#10
ホールデン、12歳少女レイプ殺人犯を落とす。ホールデン、いつの間にかめちゃくちゃ自信家になってる。なんというか、被害者を貶める発言がよくないのもそうだけど、それが自白に必要なのだとして、そのことを全く悪いと思っていないのが一番アレだと思う。確かに必要だとしても、録音を切りながらする捜査は続かないよなあ。
あー教授は死刑反対派なのね、研究が大局的にうまくいかなくなるから。アメリカは死刑がある州、ない州とかの選択で国が違うみたいな感じが面白い。(でも結局アメリカは銃撃戦で逮捕時死亡も多いから、死刑の意味合いがちょっと違う気がする)
1人の殺人で死刑になるのか。そこが日本とは違うね。
ホールデン、ついに彼女と別れる。彼女は、推理させて全部言わせていたが迷っているのか?それとも怒りなのか?正直、自分はテカテカと楽しそうで彼女にただニコニコ笑ってマンセーを求めるなんて、嫌われても仕方ないと思うけど。レポート期間に押しかけたりしてたしさ。する相手を間違っている。
だったら壁にでも(ry
でも、彼女そんな好きじゃないんですけどね。😈彼女って一体なんだったの…
ホールデンの悪事、ついにバレて尋問。初回の講師をやっていた時と比べて、本当に自信家である。ホールデンってイケメンパワーが全然効かず、私もなんか好きになれない。
ケンパーが自殺未遂する。(似た感じのエピソードもMonsterにあったなぁ)トラブルまみれのホールデン、うっかり油断して会いにきてしまいトドメ。ケンパーに身近で脅されて(愛されて?)おかしくなって倒れる。
言ってる内容はそれほど怖くないんだけど、殺意はありそうだよ。今まで麻痺していたことが、一気にぶり返してしまった感じ。ホールデンも、ちゃんと普通の人だった。そして彼の増長を止めたのは、自信の元であった犯罪者だった。
☆<シーズン1まとめ感想>
ここでシーズン1は終わり。これシーズン2である程度きっちり終わるんでしょうか?疑問に思ってきた。いや、そもそもモヤモヤする作風なので、そんなのないだろうね…
でもなんとなく気になって見ちゃう感じ。今回この記事を書くために、半年前みたこと割と忘れて見返したんだけど、やっぱりどんどん面白くて見てしまった。うーん、マインドハンター。
このドラマ、凶悪殺人犯がもっともらしくペラペラ話しているから、しずしずと精神にくるんでその辺はフィクションだと割り切って見れる精神状態、もしくはドン暗い精神でもっと落ちたい時はいいかもしれない。
でも人間って不思議で、こういうシリーズ見た後に同監督作品とか、これを見たひとにおすすめ!みたいな類似凶悪もの見たくなっちゃう。でも比べると漫画のMonster は俄然エンタメだったな。全然見やすい。😀 浦沢直樹のペンタッチや演出を楽しむ漫画だしね。あとは凶悪事件が起きても、ちゃんと解決しいつもその年代の音楽で浄化されるコールドケースとかも娯楽感強くて見やすかったですね。
見終わって他のブログの感想読んでみたが、アメリカの猟奇殺人事件に一家言ある知識人多くて吹いた。確かになんとなく知っているのもあるけど、女子連続殺人のテッド・バンディぐらいしか名前覚えてないよ!(せいぜいテレビ知識だよ!)薄くて申し訳なくなった。😇
すまない、私の深淵覗きは浅いようだ…
この後シーズン2のややネタバレになるが、ずっと出ている進行中の犯人(メガネ、BTK)の伏線回収は…
ーーー以下ネタバレーー
ないんだな、これが。アメリカの有名猟奇事件に詳しい人は予想で補完できるみたい。BTK言われても、BKB(バイク川崎バイク)の方が浮かぶんですが。
シーズン5まであれば対決したのかな?
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